老眼鏡の選び方|度数やおしゃれな老眼鏡など

老眼鏡は何本持つべき?用途別の使い分けガイド

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老眼鏡は何本持つべきか、用途別の使い分けをテーマにしたイメージ画像

老眼鏡を1本使い始めると、「読書のときはちょうどいいのに、パソコンだと見えづらい」「出先で持ってくるのを忘れた」といった不便が出てきます。ここで多くの方が迷うのが、老眼鏡は何本あればいいのかという点です。

結論からいえば、1本でも困らない人はいますし、2〜3本に分けたほうが明らかにラクになる人もいます。分かれ目は「使う距離が何種類あるか」と「持ち歩くかどうか」です。この記事では、その判断のしかたと用途別の使い分け方を整理します。

まず結論:本数は「使う距離の数」で決まる

老眼鏡は、決まった距離にピントが合うようにつくられています。手元用の度数でパソコン画面を見ると、画面が少し遠すぎてぼやけます。逆にパソコン用の弱い度数で新聞を読むと、今度は近すぎて見えにくくなります。

つまり「よく見る距離」が何種類あるかが、そのまま必要な本数の目安になります。

  • 手元だけ見られればいい(新聞・書類・スマホ)→ 1本で十分
  • 手元+パソコンの両方を毎日使う → 2本あると快適
  • 上記+外出先でも使う3本目に持ち歩き用

ここに「予備が欲しい」「置き場所を分けたい」という事情が加わって、結果的に2〜4本という方が多くなります。

1本目は手元作業・読書用で距離30〜35cm、2本目はパソコン用で距離50〜70cm、3本目は持ち歩き・予備用という用途別の使い分けをまとめた図

用途別の使い分けガイド

1本目|手元作業・読書用(基準の1本)

最初につくる1本は、いちばん長い時間使う距離に合わせます。多くの方は新聞・本・書類を読む30〜35cm前後です。

この1本が「基準」になり、他の用途はここから度数を調整して考えます。度数の決め方は年齢別の度数の目安を参考にしてください。

2本目|パソコン用(少し弱めの度数)

パソコンの画面は目から50〜70cmほど離れており、手元より遠い位置にあります。そのため手元用より弱い度数のほうが合います

手元用でパソコンを見ると、画面に顔を近づける姿勢になり、首や肩に負担がかかります。長時間の作業がある方ほど、この2本目の効果を実感しやすい部分です。詳しくはパソコン用の老眼鏡の選び方で解説しています。

3本目|持ち歩き・予備用

外出先でメニューや値札、書類を見る機会がある方は、持ち歩き用があると安心です。この1本には次の条件が向いています。

  • かさばらない折りたたみタイプや薄型が便利
  • 高価すぎない:紛失・破損のリスクがあるため、メインより手頃なものを
  • 度数は手元用と同じでよい:出先で見るのはたいてい手元の距離です

置き場所で分けるという考え方

「本数を増やす」というより「置き場所を増やす」と考えると、実際の使い勝手がよくなります。リビング・寝室・仕事机・カバンの中など、使う場所ごとに1本ずつ置いておけば、探す手間そのものがなくなります

この用途なら手頃な既製品で十分です。購入場所の選び方は老眼鏡はどこで買う?にまとめています。

1本で済ませたい場合の選択肢

「何本も管理したくない」という方には、次の選択肢があります。

中間の距離に合わせる

手元用とパソコン用のちょうど中間の度数にすれば、どちらも「まあ見える」状態にできます。ただしどちらも最適ではないため、長時間の作業には向きません。

遠近両用・中近両用にする

1枚のレンズで複数の距離をカバーするタイプです。1本で完結する一方、価格が上がり、慣れるまでに時間がかかります。レンズの種類ごとの違いは老眼鏡レンズ3種類の違いと選び方で比較しています。

ルーペと組み合わせる

細かい作業のときだけ拡大鏡を使う方法もあります。役割の違いは老眼鏡とルーペの違いで解説しています。

用途別・本数の比較

用途 見る距離 度数の考え方 向いているタイプ
読書・手元作業 30〜35cm 基準になる度数 長時間かけても疲れにくいもの
パソコン 50〜70cm 手元用より弱め ブルーライトカット付きも選択肢
持ち歩き 出先の手元 手元用と同じでよい 折りたたみ・薄型
予備・置き用 手元 手元用と同じでよい 手頃な価格の既製品

※距離・度数は一般的な目安です。実際の見え方には個人差があります。

用途別に選びやすいモデル

ポッドリーダースマート 折りたたみ老眼鏡

ポッドリーダースマート(折りたたみ・全10色)|持ち歩き・予備用に

折りたためてかさばらず、色数も度数の選択肢も豊富です。2本目・3本目として複数の場所に置いておく使い方に向いています。

参考価格 1,480〜1,780円前後(2026年8月時点) / 価格・在庫は変動します

ブルーライトカット老眼鏡 Maestro

ブルーライトカット老眼鏡 Maestro|パソコン用の2本目に

画面を見る時間が長い方向け。手元用とは別に、パソコン作業専用として1本持っておく使い方に向いています。

参考価格 1,380〜3,980円前後(2026年8月時点) / 価格・在庫は変動します

ペーパーグラス OPG-201-07 極薄の折りたたみ老眼鏡

ペーパーグラス OPG-201-07(厚さ2mm・楽天のみ)|常に携帯する1本に

たたむと厚さ2mmになるため、手帳やジャケットの内ポケットにも収まります。「いつも持っている1本」を決めたい方向けです。

参考価格 12,000円前後(2026年8月時点) / 価格・在庫は変動します

複数持つときに気をつけたいこと

どれがどの用途か分からなくなる

度数の違う老眼鏡が増えると、見た目では区別がつきません。フレームの色を変える、ケースを分ける、テンプルの内側に度数のシールを貼るといった工夫をしておくと迷いません。ケースの選び方は老眼鏡のケース選びとお手入れ方法を参考にしてください。

買い替えのタイミングがずれる

使用頻度が違うため、傷み方も度数の合わなくなり方も本ごとに変わります。「見えにくくなった」と感じた本から順に見直せば問題ありません。判断の目安は老眼鏡の買い替え時期にまとめています。

最初から全部そろえる必要はない

まずは基準の1本をきちんと合わせ、実際に不便を感じた場面から増やすのがいちばん無駄がありません。使ってみて初めて「パソコンのときだけ困る」「外出先で困る」とはっきりしてきます。

よくある質問

Q. 老眼鏡を何本も使い分けると目が疲れませんか?

A. むしろ逆で、距離に合った度数を使うほうが目の負担は減ります。合わない度数を無理に使い続けるほうが疲れやすくなります。

Q. 度数の違う老眼鏡を交互に使っても大丈夫ですか?

A. 問題ありません。用途ごとにかけ替えるのは一般的な使い方です。

Q. 2本目は1本目と同じ度数でいいですか?

A. 同じ距離で使うなら同じ度数で構いません。パソコンなど遠い距離で使うなら、弱めの度数を選びます。

Q. 100円ショップの老眼鏡を予備にしてもいいですか?

A. 一時的・予備用途なら選択肢になります。ただし度数の刻みが粗いため、毎日長時間使うメインの1本には向きません。

Q. 遠近両用が1本あれば他はいりませんか?

A. 1本で複数の距離をカバーできますが、視線の使い方に慣れが必要です。用途によっては単焦点を併用したほうが快適なこともあります。

まとめ

老眼鏡の必要な本数は、「よく見る距離が何種類あるか」と「持ち歩くかどうか」で決まります。手元だけなら1本、パソコンも使うなら2本、外出先でも使うなら3本目、というのが基本の考え方です。

まずは基準になる1本の度数を決め、不便を感じた場面から増やしていくのが失敗の少ない進め方です。

度数を変えても見えにくい、片方の目だけ極端に見えにくい、目の痛みや頭痛が続くといった場合は、自己判断せず眼科・眼鏡店にご相談ください


最終更新:2026年8月 / 本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、診断・治療を目的とするものではありません。

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